RADIAN WEAPONS
1モデルのライフルに拘るMADE IN AMERICAの精神
RADIAN WEAPONSとはアメリカ・オレゴン州に本拠地を置く民間銃器メーカー。
もともとAXTS Weapon Systemsというメーカー名であったが、2016年にRADIAN WEAPONSに名称を変更。しかしRADIANを象徴するAX556ロアレシーバーは、旧社名時よりほぼ同一デザインで製造され続ける現在でも主力製品の1つで、7年以上続くRADIANの定番プロダクトとなっている。
RADIAN WEAPONSは複数のライフルモデルを持たず、1種類しかないレシーバーといくつかのサイズのハンドガードの組み合わせの単一モデルAR製造に拘っており、ライフルを購入する際はバレル長と口径を選択するとそれに準じたアッパーグループが自動的にチョイスされる仕組みとなっている。アクセサリやカラーリングの違いはあれど、RADIANが提案するコンプリートライフルは「RADIAN MODEL 1」一択のみというのが前提である。
RADIANのレシーバーは7075-T6アルミ押し出し材を素材とし、ロワーは全ての操作系をアンビとしている。アッパーもロワーもそこに接続されるパーツとの整合的なデザインを基調に作られており、ロワーのマガジンハウジングはMAGPULのPMAGを使用した際にマガジン表面のパターンと協調するような外観になっている。アッパーとハンドガードも、RADIAN同士で組み合わせればパーツ同士のデザインが連続した形になっており、全体的に統一感のあるカッコ良さが特徴だ。
RADIAN WEAPONSのリリースする製品はレシーバーやハンドガード以外のパーツ類も個別に一般的なARに導入可能となっている。そのためライフル全体だけでなくボルトキャリアやチャージングハンドル、セレクターなどアップグレードパーツとしても人気のあるブランドだ。
アメリカ発の民間銃器ブランドは、全体的にMADE IN AMERICAに拘るメーカーが多いがRADIAN WEAPONSもそんなブランドの1つ。主要パーツを全て統一したデザインでまとめたAR-15はスタイリッシュであるが堅実な運用性や操作性も備えており、ストイック且つハイエンドな銃器メーカーとしてアメリカ民間市場では人気がある。
2019年に入ってからはNOVESKE Rifleworksと州の銃規制に反対する活動で提携するなど実業界で存在感のある動きを見せており、今後も更なる重要なポジションを獲得するメーカーと言えるだろう。
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